市村正親が胃がん ミュージカル降板「治療に専念します」

市村正親が胃がん　ミュージカル降板「治療に専念します」

サンケイスポーツ 7月27日(日)21時47分配信

　　女優、篠原涼子（４０）の夫で俳優、市村正親（６５）が２７日、早期の胃がんと診断され、都内の病院に入院することが分かった。所属事務所がファックスで発表した。市村は、２５日からミュージカル「ミス・サイゴン」に出演中だが、２７日の公演を最後に降板。治療に専念する。

　所属事務所によると、６月下旬に体調不良を訴え病院へ。急性胃炎と診断され入院したという。そのとき、念のためにと受けた検査で胃に腫瘍が見つかり、病理検査の結果、悪性と診断された。

　市川は「私事で皆様にご心配とご迷惑をおかけしております。公演を楽しみにお待ちいただいているお客様には、本当に申し訳ない気持ちで一杯です」と謝罪。「俳優として一番悲しいことは、楽しみにしてくださるお客様の前に立って、舞台からご挨拶できないことであり、一番悔しいことは、共に作品を作り上げるために稽古場で闘ったスタッフ及びキャストに迷惑をかけることです」と無念さを吐露した。その上で、「今のわたしの夢は、再びお客様の前で（ミス・サイゴンの）『アメリカン・ドリーム』を歌うことです。そのために私は治療に専念します」と再起を誓った。

　今後、約２週間の入院の間に腹腔鏡手術を受け、退院後は自宅療養するという。

　市川の代役には、すでに同役を演じている駒田一（５０）に加え、筧利夫（５１）が務める。市川は１１月からのミュージカル「モーツアルト！」には出演する予定。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140727-00000545-sanspo-ent
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