「太陽の塔」内部公開、２７年にも実施へ 岡本太郎さんの作品も

「太陽の塔」内部公開、２７年にも実施へ　岡本太郎さんの作品も

産経新聞 11月13日(水)9時10分配信

太陽の塔＝大阪府吹田市・万博記念公園（写真：産経新聞）

　万博記念公園（大阪府吹田市）の太陽の塔の内部公開について、府が平成２７年にも実施する方針を固めたことが１２日、分かった。

　現在、公園を管理する独立行政法人「日本万国博覧会記念機構」が策定した内部公開計画によると、塔の改修工事には多額の費用が必要。そのため、来年度から管理を引き継ぐ府は財政難を理由に、先月の府議会本会議で計画をいったん白紙に戻していた。

　しかしその後、松井一郎知事と財務省が、機構の修繕積立金（３月末時点で約１７億９千万円）も府に移管することで合意。１０億円程度と見込まれる改修工事費に充て、工事が順調に進めば、２７年にも内部公開ができると判断した。

　芸術家、岡本太郎さんがデザインした太陽の塔の内部には、生命の進化を表現した作品「生命の樹」（高さ約４１メートル）があり、公開を希望する声がこれまでにも多数寄せられていたが、耐震性に問題があり公開計画は暗礁に乗り上げていた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131113-00000508-san-soci
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＜薬ネット販売＞薬害被害者、ルール導入は評価

＜薬ネット販売＞薬害被害者、ルール導入は評価

毎日新聞 11月12日(火)21時42分配信

　一般用医薬品（市販薬）をインターネット販売する際のルールを定めた薬事法改正案が１２日、閣議決定され、来春にも新ルールが導入される見通しとなった。ネット販売を禁じる厚生労働省令を違法とした今年１月の最高裁判決後、規制がないまま販売が続いてきた状態が解消される。薬害被害者らはルール導入を評価する一方、「副作用リスクを正しく理解して」と注意を呼び掛ける。厚労省は違法業者の監視を強化する方針だ。【桐野耕一】

　厚労省によると、市販薬による副作用は毎年２５０症例ほど報告があり、２００７年度から１１年度までに２４人が死亡している。最も死者が多かったのは総合感冒剤（かぜ薬）の１２人だった。

　厚労省の検討会の委員として新ルール作りに携わった薬害サリドマイド被害者の増山ゆかりさん（５０）は「購入者には今まで以上に副作用に対する自己責任が求められる。妊婦であることなどを正確に申告しないと、副作用を防げないため注意が必要だ」と話す。全国消費者団体連絡会の河野康子事務局長は「購入者は販売業者からのメールや情報を読み飛ばさず、自分にあった薬を購入してほしい」と指摘した。

　一方、ネット販売を解禁している米国や欧州などでは、ネットで偽薬を購入した人に健康被害が出ている。厚労省は無許可業者を判別できるようホームページに正規業者の一覧を掲載する方針。各業者のホームページに公認のロゴマークを掲示することも検討する。

　また、無許可業者を取り締まるため、民間の専門業者に委託して監視強化にも乗り出す。違法サイトを発見した場合は公表し、プロバイダーに削除を要請。海外サイトの場合もその国の民間業者や団体と連携し規制できないか検討する。インターネットモールの運営会社にも、違法業者が出店していないか監視するよう求める。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131112-00000103-mai-soci
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