＜富山殺人放火不起訴＞「真実教えて」遺族検察審申し立てへ

＜富山殺人放火不起訴＞「真実教えて」遺族検察審申し立てへ

毎日新聞 7月24日(水)22時46分配信

　２０１０年４月、富山市の会社役員夫婦が殺害され、自宅に放火された事件で、殺人や現住建造物等放火などの疑いで逮捕後、処分保留となっていた加野猛・元富山県警警部補（５４）＝地方公務員法違反罪で公判中＝について、富山地検は２４日、「供述は信用できず、（容疑を裏付ける）証拠もない」として不起訴処分（容疑不十分）とした。

　加野元警部補の不起訴処分を受け、事件で犠牲になった福田三郎さん夫婦の娘夫婦と弁護士２人が２４日、富山市の富山県弁護士会館で記者会見し、「なぜ不起訴になるのか」と疑問を呈した。遺族らは不起訴を不服として、早ければ来週にも富山検察審査会に審査を申し立てるという。

　遺族らによると、２３日に地検で検事から「（加野元警部補の）供述が鑑定結果の殺害方法と一致しない」「殺害の動機がない」などと、約１時間にわたり、不起訴とする理由について説明を受けたという。

　会見で、娘の夫は「とにかく（捜査に）時間がかかりすぎ。出版社に（犯行声明を）送った時に捜査をすればもっと証拠が出てきた。捜査の遅さに非常に怒りを感じる」と批判した。

　さらに、娘は加野元警部補に対して、「個人的に会うということはないと思う」と話し、娘の夫は「いくら検察が不起訴だと言っても、真実を話してほしい。それだけです」と語気を強めた。

　また、中山敦雄弁護士は被害者家族一同としての文書を読み上げ、「（加野元警部補が）犯人でないと判断することに納得できない。犯人でないのなら、犯行当時のアリバイを示し、自供の真相を知りたい」と、遺族の心情を訴えた。【山川淳平、大原一成】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130724-00000102-mai-soci
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＜大阪市営地下鉄＞今里筋線、民営化前に延伸判断へ

＜大阪市営地下鉄＞今里筋線、民営化前に延伸判断へ

毎日新聞 7月24日(水)15時35分配信

　大阪市議会で継続審議となっている市営地下鉄の民営化に関連し、同市は凍結中の今里筋線の延伸を民営化前に判断する方針を固めた。橋下徹市長はこれまで「延伸の判断は新会社に任せる」としていたが、市議会で民営化に必要な３分の２以上の賛成を得るため、実現に前向きな姿勢を示す。市は延伸を議論する審議会の設置条例を９月議会に提案し、早ければ今年度中に可否を判断する。

　市は２０１５年度に地下鉄を民営化する方針だが、議会の慎重意見が強く、今年３月と５月の議会でいずれも継続審議になった。今里筋線は０６年に井高野−今里間が開業したが、市は採算性を理由に延伸区間（今里−湯里六丁目、６．７キロ）の着工を凍結。議会側は早期着工を求めており、公明や自民は「延伸が担保されない」として現在の民営化案にも反対している。

　市は議会の譲歩を引き出すため、▽条例案が可決されれば今秋にも「市鉄道ネットワーク審議会」を設置▽有識者の意見を年度末から１年後にかけて集約し、市の考え方として表明する−−との方針を、２５日の市議会特別委員会で説明する。

　公明のある市議は「新会社に丸投げせず、市が前向きに考えていくものと評価したい」と話している。【津久井達】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130724-00000047-mai-pol
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暴力支配、年金も奪う…堺女性殺人事件の２被告

暴力支配、年金も奪う…堺女性殺人事件の２被告

読売新聞 7月24日(水)14時55分配信

読売新聞

　堺市堺区の無職北川睦子さん（６９）を殺害したとして知人２人が逮捕された事件で、無職岩本孝子被告（６３）（死体遺棄罪で起訴）が大阪府警の調べに対し、死亡直前の暴行について「紹介したアルバイト先を北川さんがクビになったので腹が立った」と供述していることがわかった。

　岩本被告らはアルバイト収入などを取り上げ、暴行を繰り返していたが、北川さんが周囲に助けを求めることはなかった。府警は、岩本被告らによる暴力支配が事件の背景にあったとみている。

　◆罵声、暴行

　捜査関係者によると、岩本被告と、知人の無職池田和恵被告（５７）（死体遺棄罪で起訴）は、北川さんが１月下旬、紹介した大阪市内のカラオケ店でのアルバイトを数日でやめさせられたことに激怒。２月中旬、自宅でぐったりする北川さんに罵声を浴びせ、激しく暴行した。北川さんは肋骨(ろっこつ)が折れ、呼吸ができない状態で死亡した。

　北川さんがバイトを解雇されたのは、以前から岩本被告らに度重なる暴行を受け、働く気力をなくしていたからだとみられる。

　◆仲良し暗転

　北川さんの親族や近隣住民らによると、北川さんは元々、事件当時の住所に近い同区内の文化住宅で暮らし、パチンコ店などで働きながら、病気がちの夫を介護していた。

　岩本被告と知り合ったのは数年前。共通の趣味だったパチスロで意気投合し、池田被告とも親しくなった。当時を知る住民は「いつも３人でパチンコ店や喫茶店に行っていた」と話す。

　だが昨春頃、３人の関係は急変する。近所の女性は「北川さんがいじめられるようになった」と証言。３人を知る別の女性は、スナックで酒に酔った北川さんに頭をたたかれた岩本被告が激高し、「慰謝料を払え」と金を要求するようになったのがきっかけとする。

　池田被告は逮捕前の取材に「昨春頃から岩本被告が北川さんの給料を取り上げるようになった。年金が振り込まれる口座のキャッシュカードも奪い、１００万円以上は引き出していた」と話した。池田被告も岩本被告の指示で、年金約４０万円を引き出したり、暴行したりしていたという。

　昨夏頃に北川さんの夫が亡くなると暴力が激化。岩本被告らは北川さん宅に「金を払え」と押しかけ、路上でも暴行した。近くの飲食店では、岩本被告が北川さんを土下座させ、スチール製の傘立てで頭を殴打したこともあった。

　◆逃げられず

　「１週間まともに食べてない」。知人女性は昨秋、北川さん宅で、そう打ち明けられた。手元に金がない北川さんに援助を申し出たが、北川さんは「岩本被告に怒られる」と拒んだ。

　昨年１０月には別の知人から堺区役所に「北川さんが暴力を受けている」と通報があり、同区役所が堺署に連絡。池田被告は同署に「アルバイトを紹介したのに仕事をしないのでビンタをし、髪を虎刈りにした」と認めたが、北川さんは「けがは自分で転んだ。髪は知人に切ってもらった」と被害を否定した。

　同１２月にも同区役所に「額にあざがある」と情報が寄せられたが、北川さんは区役所職員に「心配しないでほしい」と答えた。

　この頃、北川さんは岩本被告と同じ文化住宅に転居させられたという。

　捜査関係者は「岩本被告らには北川さんが金づるだったはずだが、最後は損得勘定なしに暴力を振るっていたのだろう。北川さんは金を握られ、暴力で服従させられて逃げ出せなかったのではないか」と話した。

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＜殺人未遂＞ガールズバー店長が重体 客を容疑で逮捕

＜殺人未遂＞ガールズバー店長が重体　客を容疑で逮捕

毎日新聞 7月24日(水)12時24分配信

料金トラブルで暴行を受け、店長の男性が意識不明となったガールズバーが入る雑居ビル（右）＝大阪市北区で２０１３年７月２４日午前９時２４分、宮武祐希撮影

　大阪市北区堂山町のガールズバーで男性店長を階段から突き落としたなどとして、大阪府警は２４日、兵庫県川西市の自称会社員、土田英次容疑者（３５）を殺人未遂の疑いで逮捕した。店長は病院に運ばれたが、頭の骨を折るなどして意識不明の重体。土田容疑者は料金を巡って店長と口論になったとみられる。曽根崎署によると、土田容疑者は「支払いの金が足りなかった。殺意はなかった」と供述しているという。

【ガールズバー急増】トラブル後絶たず、取り締まり強化

　逮捕容疑は、２３日午後８時４０分ごろ、堂山町の雑居ビル２階にある「姫ん家（ひめんや）東通り店」で、店長の馬場孝之さん（２９）＝大阪府高槻市＝と口論となり、階段のそばにある同店入り口付近で馬場さんに体当たりして２階から１階に突き落とした上、腹部を数回蹴ったとされる。階段は１６段あったという。土田容疑者は１人で来店していたとみられる。

　曽根崎署によると、２３日午後９時ごろ、雑居ビルの階段下で人が倒れているという１１０番通報があった。署員が駆けつけると、現場に土田容疑者がいたため、署に同行を求めて事情を聴くと、馬場さんを突き落としたことを認めたという。

　現場は、ＪＲ大阪駅の東約１キロにある繁華街の一角。堂山町では今月上旬、ガールズバーの店長の男（３０）が料金トラブルを巡って男性客（当時５１歳）に暴行して死亡させたとして殺人容疑で逮捕される事件も起きている。

　◇また事件　客引き行為や料金トラブル、後絶たず

　堂山町のガールズバーで再び事件が起きた。今月３日には、今回の現場から約２００メートル離れた別の店舗で料金トラブルを巡る殺人事件が発生したばかり。周辺の飲食店関係者からは「堂山町を怖がって客が離れていってしまう」などと心配する声が相次いだ。

　堂山町では２０１１年ごろから、ガールズバーが急増。現在、約３００メートル四方に１００店近くが営業しているとされ、夜間の客引き行為や料金のトラブルが後を絶たない。大阪府警曽根崎署は今月１２日未明、一斉取り締まりを実施するなど警戒を強めている。

　飲食店経営の男性（４９）は「客が安心して飲める街に早く戻ってほしい」と話した。

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成功へのステップ

菅元首相に離党勧告へ＝民主

菅元首相に離党勧告へ＝民主

時事通信 7月24日(水)10時13分配信

　民主党は24日、参院選東京選挙区で無所属候補を支援した菅直人元首相に対し、離党を勧告する方針を固めた。　

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放火後も近くに潜伏か…山口連続殺人

放火後も近くに潜伏か…山口連続殺人

読売新聞 7月24日(水)3時18分配信

現場周辺を調べる捜査員。上は遺体で見つかった河村さん宅（２３日午後、山口県周南市で）

　山口県周南(しゅうなん)市金峰(みたけ)の集落４棟で男女５人が頭部を鈍器のようなもので殴られて殺害された事件で、自宅で遺体が見つかった河村聡子さん（７３）は、焼け跡から３遺体が発見された２１日夜の火災で消火活動を見守り、２２日午前１時過ぎまで現場近くにいたことが県警の調べや住民の証言でわかった。

　県警は犯人が放火後も近くに潜み、帰宅した河村さんを殺害した疑いがあるとみて調べている。

　住民らによると、河村さんは火災が発生した２１日午後９時過ぎに近くの住民の家に避難。県警も午後１１時頃、河村さんが避難していたことを確認した。河村さんは２２日午前１時過ぎまで、全焼した山本ミヤ子さん（７９）方の消火活動を見守った後、自宅へ向かった。火災現場から河村さんの自宅までは徒歩で約１５分かかるという。

　河村さんは夫と２人暮らしだが、夫は旅行で県外に出かけ、不在だった。河村さんは２２日午前１１時半頃、自宅から遺体で発見された。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130723-00001550-yom-soci
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放火後も近くに潜伏か…山口連続殺人

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読売新聞 7月24日(水)3時18分配信

現場周辺を調べる捜査員。上は遺体で見つかった河村さん宅（２３日午後、山口県周南市で）

　山口県周南(しゅうなん)市金峰(みたけ)の集落４棟で男女５人が頭部を鈍器のようなもので殴られて殺害された事件で、自宅で遺体が見つかった河村聡子さん（７３）は、焼け跡から３遺体が発見された２１日夜の火災で消火活動を見守り、２２日午前１時過ぎまで現場近くにいたことが県警の調べや住民の証言でわかった。

　県警は犯人が放火後も近くに潜み、帰宅した河村さんを殺害した疑いがあるとみて調べている。

　住民らによると、河村さんは火災が発生した２１日午後９時過ぎに近くの住民の家に避難。県警も午後１１時頃、河村さんが避難していたことを確認した。河村さんは２２日午前１時過ぎまで、全焼した山本ミヤ子さん（７９）方の消火活動を見守った後、自宅へ向かった。火災現場から河村さんの自宅までは徒歩で約１５分かかるという。

　河村さんは夫と２人暮らしだが、夫は旅行で県外に出かけ、不在だった。河村さんは２２日午前１１時半頃、自宅から遺体で発見された。

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＜山口５人殺害＞「悪口言われる」不明の男、警察に相談

＜山口５人殺害＞「悪口言われる」不明の男、警察に相談

毎日新聞 7月23日(火)22時18分配信

男の家に家宅捜索に入る捜査員＝山口県周南市で２０１３年７月２３日午後１時９分、山下恭二撮影

　山口県周南市金峰（みたけ）で住民５人が殺害された連続殺人・放火事件で、山口県警が重要参考人として行方を追っている男（６３）が、２０１１年の元日に県警周南署に「集落で悪口を言われ孤立している」などと相談していたことが、県警への取材で分かった。男の行方は依然つかめていない。大勢の警察官が警戒に当たる中、住民らは不安な一夜を明かした。

【写真で見る】放火を示唆？　「つけびして…」と書かれた不気味な張り紙

　県警によると、男は１１年元日に署を訪れ、近所住民と関係がうまくいっていないことを相談。応対した生活安全課の署員に「すっきりした」と言って帰った。その後、署への相談はなかったという。

　一方、男の父親の介護を手伝っていた元ホームヘルパーの女性（６５）によると、金峰地区出身の男は１０〜１５年ほど前、父親の介護のために勤務先の川崎市から戻った。女性が訪問する度に「いつもありがとうございます」と丁寧にあいさつしたと言い、女性は「お父さんを付きっきりで介護するまじめな人だった」と話す。

　だが、７〜８年前に父親を亡くして以降、様子が変わった。自宅玄関に上半身だけのマネキンを置いたり、周辺に派手な光を放つ電飾を設置したりするようになったという。「『何かおかしいね』と他の住民たちと話していた。親を亡くし、集落の中で孤立を深めていったんでしょうか……」。女性は首をかしげた。

　父親の死と前後して、住民とのトラブルも目に付くようになった。殺害された河村聡子さん（７３）の夫が男の自宅近くの田んぼで農薬を散布していたところ「農薬が家の中に入ってくる」などと苦情。住民が男に飼い犬のふんを片付けるよう注意すると「血を見たいのか」などと暴言を吐いたという。

　また、自宅で大音量でカラオケを歌うこともあり、住民たちは次第に避けるようになったという。

　一方、２２日は、警察官約５０人が金峰地区で警戒に当たったが、２３日は約７０人態勢に増やした。市の交流施設に避難していない住民の自宅玄関先には長い棒を持った制服姿の警察官が立った。

　また、周南市は、交流施設に避難している住民の健康管理と心のケアのため、２４日に保健師を派遣することを決めた。【尾垣和幸、野呂賢治、杉山雄飛】

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